E90のBMWについているランフラットタイヤ。
一般的には15万ぐらいのなかなか高価なタイヤです。
タイヤの相談に来られたTさんに、できる限りのアドバイスをさせていただきました。
価格もできる限りリーズナブルにした結果、
11万ちょっとぐらいでPIRELLIのCinturato P7 run flat に決定しました。
ボディが変形などしないように
ここに当てて・・っていうような目印があり
必ずそこには鉄板を余分に補強している部分があるんです。
大事なおクルマも安心です。
かたいランフラットタイヤも、専用のチェンジャーと手慣れたスタッフに掛かれば
スムージィー・・・。
今磨いているのはセンターハブ。
アルミホイールのセンターボア(中心の穴)と同じ寸法でできていて丸く突起している部分。これによって車軸のセンターとホイールのセンターを精密に一致させている大切な部分です。
ところが、素材は鉄でできているためご覧のように錆びて寸法が太っていることが多いのです。このような時は丁寧に手で磨いて錆びを落としておかないと精密にセンターが出ないどころか、取り付けがきつくなることによってホイールの取付面が浮いたまま固定されてしまう危険性まで出てくるのです。これは大変危険なことで、万が一見逃すと大事故につながる恐れがあるので当店では必ず行うようにしています。
バランスも丹念にとっておかないとネ・・・。
そして、せっかくなのでパッドかすで汚れたホイールもきれいに洗って(気は心ですからネ~)、
あとはひとりのお客様の締めとして、BMWでタイヤを交換した時には忘れてはならない「タイヤ空気圧警告システム」の初期設定です。運転席前のメーターパネルで行うのですが、これを怠るとメーターの中にある警告灯がつきっぱなしになり、これを消すためにユーザーの方が四苦八苦しなければならなくなるのです。この初期設定までしてすべて完了です。
今回の所要時間は、あらかじめタイヤを用意できていれば約1時間ぐらいです。
うちで買った特典として、タイヤローテーション(位置交換)の作業を無料でご奉仕しています。ぜひ利用して長持ちさせてくださいねぇ~
Tさんご遠方を、ありがとうございました。