近ごろのBMWは皆さんご存知の通り、スペアタイヤがない代わりに空気が抜けても走行して帰れるランフラットタイヤが装着されているので万一の時も安心なのです。ところがこれがいざタイヤ交換となるとなかなか高価なお値段がする代物でして、はじめて交換の話を聞かされるとその値段にびっくりする人が多いということをよく耳にします。近年このようなBMWユーザーの方々がよく相談に来られるようになりました。よくお話しを聞かしていただき、できる限りいろいろなアドバイスをしていきます。1、新車から付いているものと同じタイヤでのお見積り。2、前者以外のタイヤメーカーでのお見積り。3、価格の点で有利な外国製ランフラットタイヤでのお見積り。4、圧倒的に価格は安いが、あまり推奨はできないランフラットタイヤではないタイヤでのお見積り。などです。だいたい1、2、3、4の順で値段が変化
してきますが、やはりBMWですから1、2、3のタイヤを優先して勧め、且つ機能性と安全性を考えてBMW認定マーク(☆の形)が刻印されたタイヤの中から提案していきます。いつもそのときどきのお客様のニーズに見合ったタイヤが見つかればいいなぁと思っています。
ここまではタイヤの種類と値段の問題ですが、取り付けの段階になるとランフラットタイヤには欠かせない専用タイヤチェンジャーと取り付け技術が何と言っても肝心になります。想像できないくらいの強度を持ち作業員泣かせの固いタイヤなので、慣れないとビード部(内径の部分)を痛めてしまう可能性が高く油断のできないタイヤです。だからこそ常時モチベーションを高く持ちプロ意識を持ってやっていこうと思っている今日このごろです。あとはひとりのお客様の締めとして、BMWでは忘れてはならないのはBMW社特有の「タイヤ空気圧警告システム」の初期設定を行うことです。これを怠るとメーターの中にある警告灯がつきっぱなしになり、これを消すためにユーザーの方が四苦八苦しなければならなくなるのです。この初期設定までして完結です。
遠方の方は距離的にむずかしいでしょうが、お近くの方はどうぞ遠慮なくご相談ください。
文字数が多くなってしまい、見ずらい記事になってしまいました。
悪しからず・・・。