『ヘッド40』のリムめくれ修正です。くわしくはこちら。
フィットシャトルハイブリッドのKさんに軽量ホイールを装着しました(タイヤは純正のまんまでホイールのみの交換)。まず 外見がはじめの純正ホイールカバーの時とはちがい一段と先進的なイメージに変身しました。また、圧倒的な軽さで燃費よし加速もよし制動力もよしで体感できたそうです。これで予算は3万円台の後半だったので思い付きがいいでしょ?
もう作ってないので、どうしても直さなければ・・・。くわしくはこちら。
今回のBMWは850i。確か平成初期の東京モーターショーに出品されていて軽く一千万を超えるようなお値打ちもので夢のようなクルマだったのを覚えています。オーナーのMさん、純正の16インチをインチアップの相談で来られました。クルマがクルマだけにホイールは下手な今時の光り物をつけたのではクルマの風格(車格とでも言いましょうか)が落ちてしまいそうで責任重大な思いでお客様といっしょに悩みました。そしてやっと行き着いたデザインとカラーはご覧の通り、WORKのグノーシスHS202というスポーク調のメッシュ。色は、なかなか説明しづらい色ですが敢えて言うなら表面はやわらかい光を放つヘアライン仕上げ(規則的に刻まれた密度の濃いライン)。側面はにじんだ光を放つバフ仕上げ(まるで手作業で仕上げた職人技のよう)。これはありふれていない こだわりの 特徴的な 他には無い仕上げです。絶対にテカテカせず品良く高級な輝きを放つので間違いなく映えると思ってお選びました。
もう一つ苦心したのはホイール・タイヤのサイズ。なにせ世間に出回ってないクルマなのでホイールメーカーなどのマッチング情報が全く無く、実測で進めるしかない状況でした。ギリギリつらいちでは見苦しく、かと言って純正のようなひかえめなマッチングでは物足らずですが、反面ボリュームのあるボディーにしてはインナーは予想外に余裕がなく不用意にビッグサイズにするとすぐに最大舵角時のインナー干渉につながる可能性が高いシビアな足回りをしていました。でも我ながら最大限のアウターリムの深さが取れ、インナー干渉もなく、どうにか良くできたマッチングになったのではと安心しているところです。
結果、850iの車格にマッチして以前よりもより艶やかになったことが非常に喜ばしいことでした。そして何よりもオーナーMさんが大満足で「クルマが変わった」とおっしゃた事がいちばんうれしかったですね~。
BMW528i F10 Mスポーツ でお越しのYさん、ランフラットタイヤなので値段が20万円代の後半ぐらいだと言われたそうで、当店に相談に来られました。見ると純正装着タイヤのダンロップMAXX GT ☆ランフラットが付いており、サイズは、F)245/45R18 96Y R)275/40R18 99Y。確かに精一杯値引きをしても同じタイヤで20万円代の前半(工賃・税込)、ブリヂストンのポテンザRE050では20万円代の半ば がいいところでした。ただもう一つ、外国製ですがピレリーのCinturato P7というのがあります。これまで例にあげた3種類のタイヤはどれもハイパワーで重量サルーンのために開発されたランフラットタイヤであり本来同じような価格帯の物ですが、このピレリーのCinturato P7は中でもいちばん値引きが多くできてちょうど18万円(工賃・税込)。3種類ともBMW社承認の☆マークが刻印された正式に装着できるランフラットタイヤなので安心して走っていただけます。・・・・などというお話の末にYさん、ピレリーのCinturato P7でいくことになりました。聞くと新車から今までの走行距離は26,400キロ(約2年)。考えてみれば2年で18万円って少々贅沢?いやいや私の尺度で物事をみてもしょうがないですよね~。これでもいちばんリーズナブルなんですから・・・。
ランフラットタイヤなので専用タイヤチェンジャーで慎重に組替作業をし、タイヤ交換をした時には必ず忘れてはならない空気圧警告システムの初期化も正確に行って無事終了。Yさん、また2年後、お待ちしています。